ゼファルリン 成分

ゼファルリンの成分すっぽんとは

すっぽんは淡水性のカメの一種で、2億年も前から地球に生息し、100年近くも生きることから、古来より滋養強壮・不老長寿に優れた食材として珍重されてきた。

 

中国では3000年以上も前の周の時代の王朝料理に使われていたという記録が残されています。

 

日本でも縄文時代の貝塚からすっぽんの骨が発掘されており、「新日本記」によれば7世紀初頭、近江の国(現在の滋賀県)から文武天皇にすっぽんが献上されたとの記述があります。

 

中世以降は、強壮剤として薬用に使われ、魚の百科事典「 魚鑑(うおかがみ)」 でも「 常に鼈を食せば終生白髪を生せず、シワ 寄らず、滋養少年の兆し」 と、すっぽんの若 返りの効用を説いています。

 

 

すっぽんが日本で広く食べられるようになったのは、江戸時代中期以降のこと。

 

露店ですっぽんの煮売りが商いされ、寿司や天ぷらと同じく庶民の気軽な食べものだったようです。

 

明治時代になるとすっぽんの需要はさらに増加。

 

今では、美容と健康に優れた高級食材として広く知られています。

 

滋養強壮に富む健康食材としてはもちろん、今や美肌をつくるコラーゲン食材としても注目されるスッポン。

 

摂取することで肌の保湿力や弾力を保ち、老化防止にも効果を発揮するすっぽんのコラーゲンは、主にエンペラや甲羅の部分に多く含まれています。

 

古来から滋養食材として注目されてきたすっぽんはまさに栄養の宝庫。

 

すっぽんには、私たちが生きていくのに必要不可欠なたんぱく質を構成するアミノ酸が20種類中18種類も含まれています。

 

このうち体内で作り出すことができないものを必須アミノ酸と言いますが、すっぽんは全8種類の必須アミノ酸を含むことからバランスのとれた栄養食として注目されています。

 

また、コラーゲンやカルシウム、鉄などの含有率も高く、ビタミン類やミネラルも多く含むため、美容食としても最適と言える。

 

さらに、すっぽんのオイルは、動物性でありながら植物性脂肪と同じ不飽和脂肪酸のリノール酸を多く含むことから、血中コレステロール値や血圧を下げ、動脈硬化や心筋梗塞、高血圧などを予防する効果も期待できます。

 

また、すっぽんには漢方医学的な働きもあり、病み上がりや精力減退、貧血、月経不順などにも効果的に働きかけるとされています。
(1) 骨や歯を丈夫にする
(2) お肌を若々しく保つアンチエイジングの効果。
(3) 疲労回復とスタミナアップの滋養強壮
(4) 貧血の予防にも効果的。
(5) 胃腸にもやさしい栄養源。

 

すっぽんの栄養素は、
●たんぱく質
必須アミノ酸をすべて含有し、一般食品に少ない含 硫アミノ酸(メチオニン・システイン)を含む。
●脂肪酸
オレイン酸、パルミチン酸、DHA・EPAなど約70%が善玉コレステロールとなる不飽和脂肪酸で構成されている。
●ミネラル
鉄、カルシウム、カリウム、リン、マグネシウム、マンガンなどが豊富に含まれている。
●ビタミン
ビタミンB群やビタミンDをはじめ、コリン、ナイアシン、葉酸、イノシトールなどが豊富に含まれている。
●その他
コラーゲンやレシチンも多く含まれている。

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